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ブレーカーはどうして落ちるの?

こちらのページではブレーカーが落ちる原因と解決方法、復旧方法をご説明します。

ちょっとしたひと手間で、快適で安全な生活を送れますので、ご参考ください。

夏場より冬場の方がブレーカーが落ちやすい?

戸建て/約70㎡/6人家族/50A

1月頃、船橋市にお住まいのお客様から、「ブレーカーが頻繁に落ちるので、交換した方がいいのか?」という連絡があり現場に駆けつけました。

息子さんが大学を卒業後、実家から職場に通うことになり、家族が増えたことによって電気を使う容量が増えたようでした。寮生活をしていたので、大学生活の間は家族3人での生活だったようです。

お部屋で使っている電化製品を確認すると、オイルヒーター(1500W)2台、エアコン3台、台所には電気ヒーターも使っていました。

(知り合いが都内で民泊をやっているのですが、外国人から寒いのでどうにかして欲しいという相談をうけて、電気ヒーターを2台設置しました。その影響でブレーカーが頻繁に落ちるようになり、契約アンペア数を大きくして対応したようです。電気料金は夏場に比べるとかなり高額になっていました。

因みに余談ですが、私が北海道で生活していた頃は、石油ストーブを使用しており電気ストーブ、エアコンなどは使ったことはありませんでした。というかエアコンがありません。エアコンが付いている家はお金持ち!という認識でした。)

ということで、冬場は夏場よりも暖房器具などで電気を使う容量がどうしても増えてしまいます。

ここで少し思い出してもらいたいのが、電力の計算式です。算数なので簡単に考えてください。

電力(W)=電圧(V)×電流(I)となります。

オイルヒーター 1500W=100V×15A

エアコン    1000W=100V×10A

オイルヒーター2台で30A、エアコン3台で30Aで合計60Aという計算になります。これだけで契約しているアンペア数を超えてしまいます。さらに、安全ブレーカー(小ブレーカー)は一つあたり20Aの容量になっておりますので、それ以上使用すると落ちてしまいます。頻繁に落ちる子ブレーカーと息子さん、娘さんの部屋にあるコンセントが一部一緒になっていました。部屋は別々でも、同じ回路を使っているコンセントもあり、オイルヒーターもそのコンセントを使用していたので、違うコンセントを使うようにアドバスさせてもらい、コンセントも一緒に交換しました。

特に交換前には漏電チェッカーで漏れ電流を確認し、各子ブレーカーの使用電流を確認しまんべんなく振り分けて施工させてもらいます。

契約アンペアを上げればブレーカーは落ちなくなる?

一番左にあるのがアンペアブレーカー

領収書でも確認できます

どのブレーカーが落ちたのか?で状況が変わってきます。

ブレーカーには3つの種類があり「アンペアブレーカー」、「漏電ブレーカー」、「安全ブレーカー」になります。

アンペアブレーカーは家全体の電気を監視しています。契約しているアンペア数より電気を使った場合に、異常があったと判断し電気を遮断します。

このブレーカーが落ちると、家全体が停電してしまうのが特徴です。

漏電ブレーカーは、名前の通り家の漏電を検知して、火災などを防止するためのブレーカーです。漏電を放置していると、感電や火災の原因となります。そのため、危険から守ってくれているブレーカーと言えます。

安全ブレーカーが落ちた場合、その落ちたスイッチの回路がある場所で、電気を同時に使用し過ぎた事が原因と考えられます。

安全ブレーカーのスイッチには「台所」「洗濯機」「リビング」「エアコン」などと対応箇所の名前と、それぞれの場所で使用可能なアンペア数が記載されいています。

対応箇所のアンペア数が20Aだった場合、その場所で同時に使用できるのは20Aまでということです。

契約アンペアの目安は、一人暮らしで30A、それ以上で40~60Aとされています。

契約アンペアを上げなくても原因が分かれば、ブレーカーを落とさず生活できると思います。ちなみに分電盤の法定耐用年数は15年といわれておりますので、交換時期が近いお客様はお問い合わせください。

ブレーカーを交換すれば、落ちなくなるの?

交換前

交換後

もちろん法定耐用年数を超えて劣化がしてくると、漏電などが原因でブレーカーが落ちるということは起きてきます。

しかし上記でも書いたように電気の使い方に問題があれば、交換の必要は無いはずです。分電盤交換のタイミングとしては、年数の経過、アンペア数の変更、専用回路を引くため、この3つがメインになります。

電気の使い過ぎなどの原因であれば、交換しても以前と変わらずブレーカーが落ちてしまいます。

また、エアコン、食洗機、選択乾燥機など商品電力が1000Wを超えるものは、専用回路にする必要があります。

最近はDIYなどで、自分でエアコンを設置する方もいます。専用回路を知らず、近くにあるコンセントから電源を取ってしまい、ブレーカーが落ちてしまうなんてこともあるでしょう。家電量販店でエアコンを購入すると、販売員の方から「専用回路はありますか?」ときちんと質問を受けます。ちなみに余談ですが、冷房専用のエアコンであれば、専用回路にする必要はありません。

エアコンの専用回路を引きたいが、分電盤に空きがない。その場合は小ブレーカーを増設するか、回路を増やすため分電盤を交換するという流れになります。

夏場のエアコン専用回路を引く工事は、夏価格で5万円近くになり、エアコン工事代金も一緒に上がります、冬場ならこの半値で済みますので、定期的な動作確認はしておいてください。

 

ブレーカーを上げても直ぐに落ちてしまうのは、漏電が原因かも

漏電遮断器がおちている場合は、漏電が原因と考えられます。

漏電の主な原因は、電気機器や電気配線の経年劣化です。購入当初は絶縁もしっかりされていても、使用年数とともに絶縁被膜に亀裂がはいったり、乾燥してひび割れたりなどしてきます。また、天井裏にいるネズミが配線をかじってしまい、絶縁が悪くなることも考えられます。

特に、コンセント周りのタコ足配線が原因で、容量オーバーにより電流が漏れ出てしまうおそれがあります。はっと思った方も多いのでは無いでしょうか?消防署などが発行している火災の原因のパンフレットをみると、コンセントとプラグの間にホコリがたまっていまい、夏場の梅雨時期等に湿気がたまり漏電する「トラッキング現象」も火災に繋がりやすくなります。

漏電による火災を防ぐためには、最低限漏電ブレーカーは設置してください。万が一漏電が発生しても電気を遮断し、最悪の状況にはならないです。

漏電が原因で、停電してしまった場合は、直ぐに業者に電話をしてください。漏電箇所をさがして、他の電気は復旧して使えるようにできます。

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